WEBメディアの作り方|WEBメディアの定義や作る手順を徹底解説
✔当記事はこのような方に向けて書かれています
「WEBメディアの作り方が知りたい。」
「WEBメディアとオウンドメディアって何が違うの?」
「WEBメディアを作るには、どこから始めれば良いのだろうか?」
✔当記事を通じてお伝えすること
- WEBメディアとは
- WEBメディア構築の手順
- WEBメディアを立ち上げる方法
当記事では、WEBメディアの作り方はもちろん、WEBメディアの定義やどうやって立ち上げるのかまで解説しています。
ぜひ最後までご覧ください。
主要なWEBメディア3種
主要なWEBメディアは3種類あります。
それぞれ紹介します。
- 1次メディア
- 2次メディア
- CGM:ユーザー参加型メディア
1次メディア
1次メディアとは、記事や情報の発信元となるメディアのことをいいます。
オウンドメディアも含まれます。
たとえば、以下のものが挙げられます。
- 新聞社
- テレビ
- 通信社
1次メディアの特徴は、信頼性が高いところです。
Web上で話題性を持たせるには、1次メディアに情報を掲載する必要があります。
2次メディア
1次メディアが発信したニュースや記事を、二次的に発信するのが2次メディアです。
1次メディアで発信されたコンテンツをそのまま使用する場合や、見出しにだけ変更を加えて掲載する場合などがあります。
たとえば、主な2次メディアには以下のようなものがあります。
- Yahoo!ニュース
- LINE NEWS
- Gunosy
2次メディアは、1次メディアよりも気軽にチェックできることが特徴です。
CGM:ユーザー参加型メディア
CGMとはConsumer Generated Mediaの略で、消費者生成メディアと訳されます。
プロのライターがコンテンツを作成するのではなく、ユーザー側が作成したメディアのことをいい、基本的にはブログ記事を指します。
掲示板や口コミ、SNSなどをまとめてCGMと呼ぶことも。
ユーザー目線の率直な意見が発信される反面、専門家が関与していないことや独自の解釈で書かれることから、正確性に欠けるという見方もあります。
WEBメディアの土台作り
WEBメディアを作るには、まず土台作りが重要です。
ここでは、土台作りのためのプロセスを3つ紹介します。
- 現状の分析
- ドメインやサーバーを決める
- CMSを選ぶ
現状の分析
はじめにすべきことは、現状の分析です。
現状を知れば、クリアすべき課題が見えてくるからです。
そしてその課題をクリアすることが、問題の改善に繋がります。
既存のサイトがある場合は、アクセス状況やコンバージョン率などを分析してみましょう。分析には、分析ツールを用いるとよいでしょう。
ドメインやサーバーを決める
新たにWebメディアを作る際は、ドメインやサーバーを決める必要があります。
メディアにおいて、それぞれ以下の役割があるからです。
- ドメイン:アクセスするURLを決定する(○○.comなど)
- サーバー:実際のホームページになるファイルなどを保存する
ドメイン取得サービスやレンタルサーバーを活用することが一般的です。
CMSを選ぶ
メディアを構築するためには、適切なCMSを選びましょう。
なぜなら、Webメディアを運営していくには、膨大な数のコンテンツを管理しなければならないから。
CMSの中でもっとも有名なものといえば、WordPressです。
WordPress自体は無料で利用できるため、レンタルサーバーやドメイン代だけでWebメディアを運営していくことが可能となります。
専門的な知識がなくても、手軽に更新や投稿が可能なのもメリットといえるでしょう。
WEBメディアの戦略作り
戦略作りも、WEBメディアを運営していくうえで重要です。
ここでは、WEBメディアの戦略作りとして決めるべき3つの要素を紹介します。
- メディアの目的を決める
- メディアのペルソナを決める
- メディアに入れるコンテントを決める
メディアの目的を決める
もっとも重要なのは、メディアの目的を決めることです。
目的が定まっていないと、軸がぶれ、運用もうまくいきません。
目的が定まり方針が決まることでしっかりと柱が通り、メディア全体に統一感が生まれます。
メディアのペルソナを決める
メディアのペルソナを決めることも必要です。
想定読者がいなければ、誰に対して情報発信されているのかがわからず、誰にとっても需要のないWebメディアになってしまうためです。
また、どのようなペルソナにアプローチをしていくかによって、その方法やコンテンツの内容も変わってきます。
そのため、できるだけ詳細に決める必要があります。
メディアに入れるコンテンツを決める
メディアの目的やペルソナが定まったら、メディアに入れるためのコンテンツを決めましょう。
一貫性のある内容であれば、検索エンジンなどで上位表示がされやすくなります。
Webメディアを立ち上げて間もない頃は、まず読者に認知されなければ始まりません。
事前にコンテンツを20〜30記事程度用意しておくとよいでしょう。
WEBメディア構築のための5つの手順
WEBメディア構築の手順をご説明します。
やみくもに作ってしまっては、効率が悪くなってしまうからです。
- 公開日を決める
- サイト構成を決める
- デザインを選定する
- 記事のライターを確保する
- 分析ツールを用意・設定する
公開日を決める
Webメディアの目的や方向性が決まったら、公開日を決めます。
公開日が決まることで、その日に向けて計画的にスケジューリングや準備ができます。
できるだけ早い公開を目指しましょう。
サイト構成を決める
公開日が決まったら、それに向けてサイトの構成を決めます。
このとき注意すべきなのは、階層はあまり深くせず、読者の導線を意識することです。
階層が深すぎたり導線の配慮がされていなかったりすると、読者の求める情報にたどり着くまでに時間がかかり、場合によってはたどり着く前に離脱されてしまうためです。
そのため、あくまでも読者目線での構成が必要です。
デザインを選定する
サイト構成が決まったら、デザインを選定します。
こだわりも大切ですが、それよりも大切なのは、わかりやすく見やすいデザインにし、読者に長く滞在してもらうことです。
いくら芸術性の高いおしゃれなデザインであっても、どこに何があるのかわかりづらいと感じた時点で読者は離脱してしまいます。
そのため、こだわりを重視しすぎて見づらいデザインになってしまわないよう注意が必要です。
読者をうまく引き付け、長く滞在してもらえるようなデザイン選定を心がけましょう。
記事のライターを確保する
質のよいライターを確保することも重要です。
読者を常に引き付けておくためには、更新を滞らせることなく定期的に行う必要があり、定期的に更新することはもちろん、高いクオリティも求められるためです。
ライターを確保するには、自ら執筆する、外部のライターに依頼するなどといった方法があります。
クラウドソーシングサイトで募集するのも一つです。
分析ツールを用意・設定する
Webメディア構築のために分析ツールは欠かせません。
WEBメディア周りの環境は日に日に変わっていくからです。
主な分析ツールには、以下のようなものがあります。
- Google Search Console
- GoogleAnalytics
- Ahrefs
分析によって得た結果に基づき、公開後もその都度改善を加えていくことが重要になります。
WEBメディアを立ち上げる方法2選
WEBメディアを立ち上げるための方法をご紹介します。
より良い方法を選びましょう。
- 自作する
- 制作会社に依頼する
自作する
自作するという手もあります。
実現したいWebメディアのイメージが詳細に固まっていて、そのとおりのWebメディアを作りたいという場合、自作するのがもっともイメージに近づけるためです。
ただ、Webメディアの作成には、以下のようなスキルが必要です。
- Webデザイン
- HTML・CSSのコーディング
- プログラミングなどの知識やスキル
自作すれば費用はかかりませんが、その分難易度が高く、手間暇がかかります。
また、専門的な知識がない場合、自作できたとしても効果の薄いWebメディアになってしまう可能性があります。
制作会社に依頼する
自作できるだけの知識やスキルがない場合は、制作会社に依頼するのがよいでしょう。
プロに依頼するため、自作するよりも効果の高いWebメディアができあがります。
ただ、費用がかかることと、制作会社によってレベルに差があるところには注意が必要です。
制作会社に依頼する場合は、どの制作会社に依頼するのか、慎重に選ぶ必要があります。
まとめ:WEBメディア作りは焦らずじっくりと進めよう
当記事の内容をまとめます。
- WEBメディアとは、ネット上で情報発信するサイトのこと
- WEBメディアを構築するためにはその目的を定めるところから始めよう
- WEBメディアを立ち上げたいなら、安くプロに任せよう